マテルメベトーイ アバルト695SS [フィアット]
メベトーイのスピードホイール2回目はフィアット500のアバルト仕様です。
アメリカのマテル社は60年代後半にホットウィールという小スケールミニカーを登場させます。本場のデザイナーにデザインされたホッドロッドモデルに、スペクトラムフレームと呼ばれるメタリックカラーを着せたうえに、ミニカーで初となるスピードホイールをはかせました。斬新なうえに走行性能に優れたホットウィールは瞬く間に小スケールミニカーの市場を席巻しました。
マテル社は1/43市場にも力を入れるためにイタリアのメベトーイ社を買収します。これによりメベトーイの技術とマテルのセンスが組み合わさったSputafuocoシリーズが誕生しました。
Sputafuocoシリーズは全部で25車種作られました。内7車種はメベトーイの既存のモデルを変更したものです(逆に後期になるとSputafuocoからメベトーイに変更したモデルもあります)。
このアバルト695SSも前回のフィアット500からシャシーとタイヤを変更したモデルです。タイヤはプラ製のスピードホイールで、メッキのホイールキャップがかぶせてあります。
小さいボディに太いホッドロッドのタイヤが上手くハマッており、マテルのセンスの高さがうかがいしれます。
フィアット500との比較。タイヤとシャシーを変更しただけでここまで劇的に変わるところが驚きです。このアバルト695SSは1970年に作られて翌71年にはカタログ落ちしています。
カラーバリエーションでは他にイエローがあります。
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実車で欲しい車のナンバー1です!
とても忠実な造りでいいですね~
by レイリー (2010-08-20 12:39)
>レイリー様
とても良い趣味をしています(笑)
レーシングミニといいアバルトといい小さなボディをゴテゴテにする感じがたまりません。
自分専用の車が持てたら選んでみたい車の一つです。
by miru2009 (2010-08-21 20:16)