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メベトーイ フィアット1500 [フィアット]

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今回はメベトーイ製フィアット1500です。
1961年から67年まで作られた乗用車で、イタリアでの生産終了後もスペインや東欧で名前を変えて80年代ごろまで作られたそうです。
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メベトーイのモデルは初期から作られており、アクションはドア開閉のみですがプロポーションに優れたモデルです。
初期のモデルながら生産期間は長く、70年代まで作られました。写真は70年代のモデルで、初期に比べるとフロントグリルがメッキパーツでは無くテールランプも無塗装になっています。

マーキュリー&ポリトーイ フィアット125 [フィアット]

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今回はマーキュリー製フィアット125です。

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フィアット125は1967年よりイタリアで登場した中型サルーンです。フィアット124の上位車種の位置づけですが、中身はフィアット1500のフロアパンに124のボディを載せて124クーペのエンジンを載せた寄せ集めのような車でした。
132の登場後の1972年に生産終了しますが、125ベースの兄弟車が東欧諸国で作られており、それらは90年代まで生産されました。
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マーキュリーのモデルはドア・トランク・ボンネットが開閉する好モデルでした。しかし実車と比べるとやや角ばったプロポーションが気になりました。
色バリエーションは多く、少なくとも7・8色は存在します。

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当時の他社のモデルではポリトーイがありました。しかしMシリーズではなく廉価的なEシリーズからでした。
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Eシリーズらしい素朴な出来です。しかしプロポーションはこちらのほうが実車に近いかもしれません。
写真の初期モデルはキャストホイールですが、後に簡素なプラホイールに変更されます。

現行モデルではスターラインがあります。

マーキュリー フィアット850クーペ [フィアット]

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今回はイタリアのマーキュリー製のフィアット850クーペです。
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フィアット850クーペは1965年より登場した4シーターの小型車で、その名の通りフィアット850のバリエーションモデルです。RR方式をとっておりエンジンは初期は843CCでしたが、68年より903CCに変更されました。
71年まで生産され、後続には128クーペが登場しました。
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フィアット850クーペのミニカーは、ポリトーイ・ペニー・GAMA・SIKU・EDIL等様々なモデルがありますが、今回はマーキュリー版です。ギミックはフロントの開閉のみですが、個人的に他社と比べてもマーキュリー版がサイズ・プロポーション共に優れたモデルでは無いかと思っています。バリエーションは特にないですが、カラーバリエーションは多く、少なくとも5種類は確認されています。

メベトーイ フィアット124 [フィアット]

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今回はメベトーイ製フィアット124です。
以前にマーキュリー製のフィアット124を紹介しましたが、今回は同じイタリアのメベトーイのモデルです。
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プロポーション的にはマーキュリー版の方が出来は良いですが、メベトーイ版はボンネットとトランクが開閉するところに魅力があります。
ヘッドライトにはダイヤカットガラスが埋め込まれていますが、それに使用された接着剤が経年劣化により黄色く変色しています。これは以前に紹介したフィアット500でもそうでしたがメベトーイに共通して発生します。そのため購入の際には注意が必要です。
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メベトーイのフィアット124は70年代に入ると丸型2灯からメッキパーツの4灯に金型変更されます。
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今回紹介しているのはタクシー仕様ですが、当然ノーマル仕様も存在します。

ソリド フィアット 2300Sギア ソフトトップ [フィアット]

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今回はソリド製フィアット2300Sギアです。フィアット2300Sは1961年より登場したクーペで、デザインはギアが担当しました。当時日本にも西欧自動車より輸入販売されました。
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ソリドのモデルは60年代に作られておりシャープなプロポーションや細かなグリル等この時代の中でも傑作モデルの一つでした。ギミックはドア開閉で、色バリエーションでは他に白・赤・ブルーメタ・ライトブルー等多数ありました。

このあたりのソリドは日本では5・6年前まではどこのミニカーショップに行っても1台は見かけることが出来ましたが、現在ではほとんど見かけることが出来なくなりました。

マーキュリー フィアット124 [フィアット]

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今回はマーキュリー製フィアット124です。1966年より登場した乗用車で、74年に131にバトンタッチしました。4ドアセダンの他にワゴンやクーペ・スパイダーも作られました。
またスペインやソ連等世界中でノックダウン生産もされ、世界中で1500万台以上生産されました。
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マーキュリーのモデルは4ドアセダンのベルリーヌをモデル化しており複数の色バリエーションがあります。ギミックはドアの開閉です。124ベルリーヌの当時の他のミニカーではメベトーイがあります。

トミカダンディ & ソリド フィアット131 アバルトラリー [フィアット]

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今回はフィアット131のアバルトラリーです。131アバルトラリーはWRCのグループ4に参戦するために作られたホモロゲーションモデルで当時フィアット傘下のアバルトにより開発されました。強いが市販車の販売数に貢献できないランチアストラトスを押しのけて、1977・78・80年にチャンピオンに輝きました。
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当時のミニカーではトミカダンディがあります。ボンネットとドアが開閉し、フロントライトにはダイヤカットガラスが埋め込まれています。アリタリアカラーの他には赤メタ・ブルメタがあります。
そのほかにはソリドがあります。
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77年のモロッコラリー仕様です。70年代後半のモデルですが、開閉部分はありません。他の色では赤・白の2トーンがありました。それ以外での当時のミニカーでは、トミカ・マッチボックス・ブラーゴ等がありました。

メベトーイ フィアット131 ミラフィオーリ [フィアット]

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今週はフィアット131でも。今回はメベトーイ製フィアット131です。
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フィアット131は1974年より登場したFRの中型車で、83年まで生産されました。バリエーションの多い車で、ベーシックは角型ライトを持ちスペシャルモデルは丸型4灯でした。ミラフィオーリはフィアットの本社工場の名前です。
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当時のミニカーでは70年代半ばよりポリトーイ・メベトーイ・マーキュリー等で作られましたが、既にミニカー産業が斜陽の時代に入っておりどれも写真のメベトーイのモデルのように簡素な作りとなりました。メベトーイでは1/43だけでなく1/25サイズもありました。出来は1/43サイズのタイヤをゴムタイヤにしてボンネットを開閉させてそのまま大きくさせたようなモデルでした。

マテルメベトーイ アバルト695SS [フィアット]

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メベトーイのスピードホイール2回目はフィアット500のアバルト仕様です。
アメリカのマテル社は60年代後半にホットウィールという小スケールミニカーを登場させます。本場のデザイナーにデザインされたホッドロッドモデルに、スペクトラムフレームと呼ばれるメタリックカラーを着せたうえに、ミニカーで初となるスピードホイールをはかせました。斬新なうえに走行性能に優れたホットウィールは瞬く間に小スケールミニカーの市場を席巻しました。
マテル社は1/43市場にも力を入れるためにイタリアのメベトーイ社を買収します。これによりメベトーイの技術とマテルのセンスが組み合わさったSputafuocoシリーズが誕生しました。
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Sputafuocoシリーズは全部で25車種作られました。内7車種はメベトーイの既存のモデルを変更したものです(逆に後期になるとSputafuocoからメベトーイに変更したモデルもあります)。
このアバルト695SSも前回のフィアット500からシャシーとタイヤを変更したモデルです。タイヤはプラ製のスピードホイールで、メッキのホイールキャップがかぶせてあります。
小さいボディに太いホッドロッドのタイヤが上手くハマッており、マテルのセンスの高さがうかがいしれます。
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フィアット500との比較。タイヤとシャシーを変更しただけでここまで劇的に変わるところが驚きです。このアバルト695SSは1970年に作られて翌71年にはカタログ落ちしています。
カラーバリエーションでは他にイエローがあります。

メベトーイ フィアット500 [フィアット]

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スピードホイール特集最終回はイタリアのメベトーイです。まずはスピードホイールではありませんがフィアット500です。60年代のモデルで、ライバルのポリトーイと同じようにメタリック塗装がメインで各部開閉します。60年代のイタリアの技術の高さを感じられます。
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フロントのライトには別パーツが使用されていますが、接着剤がはみ出たモデルが多い上に経年変化でその接着剤が黄化し、涙を流したように見える為に涙目フィアットとも呼ばれるそうです。このモデルにはバリエーションがあり、写真は初期型です。後期型はライトが塗装処理となりエンジンルームの開閉が省略されます。このフィアット500はシンプルなモデルですが、この後マテルの手が加わり劇的に変化します。
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