コーギー 384 アダムス ブロス プローブ16 [英国車その他]
今回はコーギー製アダムスプローブ16です。ウィズホイールの中でも奇抜なデザインを持つこの車ですが、70年代にありがちなミニカーメーカーオリジナルデザインではありません。
60年代マーコスGTの設計に携わったデニスとピーターのアダムス兄弟によりデザインされたスポーツカーで、70年に3台だけ作られました。エンジンはBMLCグループ製の1.9リッターで、ボディはFRPで出来ていました。翌71年にはスタンリー・キュービックの映画「時計じかけのオレンジ」の劇中でも使われました。
動画はこちら(ジャンクですが)
コーギーのモデルはフロントシャシーの下膨れとウィズホイールが残念ですが、コーギーらしい絶妙なディフォルメ加減により上手くまとまっています。ギミックは屋根の可動です。この車にはドアが無い為屋根から乗り降りするようです。
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「オレンジ」に出ていたとは気づきませんでした。御教授多謝。
立派な劇中車ですね~!
by ねこざかな (2010-03-27 05:06)
>ねこざかな様
出たといってもチョイ役なので多分記憶には残らなかったのだろうと思います。ただ70年代当時に未来の車と言われたら納得できる斬新なデザインが、あの映画に求められていた車にうまくハマっていたのだろうと思います。
by miru2009 (2010-03-29 21:00)