モデルペット 日産セドリック(130) 1965 [セドリック]
今週は130系のセドリックで。今回はモデルペット製セドリックスペシャル6です。
2代目に当たる130系は1965年より登場しました。先代とは打って変わったヨーロピアンなデザイン(公表はされませんでしたがピニンファリーナによるものです)となりました。しかし高級セダンには保守的なデザインを好む当時のユーザーには受け入れられず、71年の生産終了までにマイナーチェンジを繰り返すこととなりました。エンジンは2ℓの6気筒又は4気筒で、最高級グレードのスペシャル6で115馬力を発揮しました。
モデルペット製の130セドリックは1年遅れて1966年の11月にミニカー化されました。この時実車ではマイナーチェンジが行われテールランプが変更されていましたが、モデルペットのモデルは65年版でリアにガーニッシュが追加された最終型でした。
このミニカーでは当時の国産ミニカーとしては革新的でボンネット・トランク・ドアの開閉に加えグリル・バンパーにプラパーツを使用していました。しかし結果はプロポーションはガタガタになり、特徴的なフローイングライン(フロントからリアに下がっていくライン)を再現することはできませんでした。後にモデルペット史上最低の出来というありがたくない称号を頂きます。
ボディカラーは赤・ブルーメタリック・グレーメタリックの3色でした。
さて、当時モデル化されたのは65年型でマイナーチェンジがされた66年型は未発売でした。しかし2000年初頭にこの66年型のデッドストックが大量に見つかり、某ミニカーショップにて販売されました。こちらは赤とブルメタの2色で箱はありませんでした。
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