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ミニカーの経年劣化について(その1) [その他(キャラ物等)]

今回はちょっと趣向を変えてミニカーの経年劣化についてです。
90年代のミニチャンプスの登場以来コレクター向けミニカーは爆発的に増加しましたが、20年以上たった現在では経年劣化が見られるモデルがちらほら見られるようになりました。

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劣化の一番多いのがデカールです。写真のモデルはミニチャンプス製のBMW V12 LMRですが、よく見るとリアウィングのデカールが砕けてバラバラになっています。

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デカールは長い時間がたつと硬化して縮小する性質があります。平面に貼られたのであればさほど問題ありませんが、局面や段差のある所ですと縮小により剥がれたり裂けてしまう事があります。
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このモデルもミニチャンプス製のポルシェ917ですが、正面のAUDIのUの字が欠けて何ともしまらない見栄えになってしまいました(汗
昔からミニチャンプスの銀箱(主にDTM系)はデカール割れが多いといわれてましたが、材質が同じな分2000年に項のモデルもデカールの剥がれや割れは改善されていない模様です。

対策としては、
・予防としては数年ごとにリキッドデカールフィルム等補修剤で補強する
・剥がれた場合は水に溶いた木工用ボンドを糊にして貼りなおす(デカールを割らないよう注意)
・色落ちや変色、割れについては....どうにもならないので自作する!(オイ

ちなみに1/18でもUTモデルや初期のオートアートでも同じような現象が看られますので注意が必要です。
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1/18で注意しておきたい点はもう一つあって、レーシングカーに見られるタイヤの印刷も、手でさわる内に消えてしまう事があります。
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