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永大グリップ & ダイヤペット 東京空港バス [バス]

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今回は永大グリップ製東京空港バスです。日本から世界への空の玄関として1978年より新東京国際空港(成田空港)が海港しました。それにより東京↔成田を結ぶための交通手段のひとつとして東京空港交通よりリムジンバスが運行されることとなりました。白のボディにオレンジのラインの入った空港バスは現在でも空港へ向かう交通手段として活躍しております。
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ミニカーの世界において永大(エーダイ)はスーパーカーブームの牽引者の一つとして知られておりますが、スーパーカーへの過剰投資がたたり1980年頃に倒産しました。このモデルは倒産直前の70年代末期に作られたものと思われます。
車種は日野RV550Pフルデッカーバスでサイズは1/56でした。サイズは半端ですが優れたプロポーションを持ち、更にドア・トランク・エンジンフードが開閉する傑作ミニカーでした。
派生バリエーションでは幼稚園バスとテレビ中継車がありますが、ベースがコレのため非常に違和感のあるモデルとなっています。

さて、このモデルの小話ですがここにダイヤペットの1979年と80年のカタログがあります。空港バスのミニカーはダイヤペットからもモデル化され、カタログには79年の後期から登場します。
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ところが翌80年の前期カタログでは何故かこのモデルの写真に永大のモデルが使われております。
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本来ありえないようなミスですが、倒産した永代の金型の一部は米沢に渡りダイヤペットブランドとして再販されている 事からこのモデルもダイヤペットとして再販予定があったのではないかと推測出来ます。

ちなみにダイヤペット版はこんなモデルです。
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ダイヤペットのモデルは1979年より登場しており車種は三菱ふそうMS513Rを使用しています。サイズは永代のモデルよりも小さく1/60でした。
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細かく塗り分けのされた永大と違いこのモデルでは大半はシールに頼っており、サイドラインはもちろんテールランプまでもシールにて表現されています。ドアとトランクが開閉し、トランクは実車に則してスライド形式で開きます。今回のモデルは初期型ですが、80年代に入るとホイールが簡素なプラホイールに変更されます。
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