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ダイヤペット 静鉄観光バス [バス]

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今回はダイヤペット製静鉄観光バスです。

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静鉄こと静岡鉄道は1906年に誕生した鉄道会社で、その後紆余曲折がありながら1943年に他の交通会社と合併し現在の静岡鉄道となりました。
バス部門もそのときに誕生しましたが、2002年より子会社のしずてつジャストラインに分社化されました。
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ダイヤペットの観光バスは三菱ふそうをベースにしており1972年に最初に国鉄バスが登場しました。その後もはとバスや全日空バス・東名急行バス等が登場しましたが、これら通常販売のモデルのほかにバス会社特注の限定モデルも作られました。
このモデルもそのひとつで、全国販売されず限定的な販売だったといわれています。ダイヤペットの特注観光バスでは他に東武バスや東海自動車バス等がありました。

ディンキー 899 ベルリエ パリジャンバス [バス]

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今回はフランスディンキー製のパリジャンバスです。

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英国ディンキーと比べるとフランスディンキーのバスモデルは数少ないのですが、その中の一つであるこのモデルは数あるバスのミニカーの中でも傑作と言える一台です。
色分けやプロポーションの良さもさることながらモデルに貼られた広告(ダンロップとペプシコーラ)や行き先表示の紙シールがこのモデルの魅力をさらに引き出しています。
ちなみにシールを見る限り行き先はオペラ座とショセ=ダンタン通りを行き来していたようです。
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更にこのモデルの魅力の一つがギミックです。ギミックは前後扉の開閉ですが方法が面白く、ドアが開いた状態でモデルを上から押しながら転がすと自動的にドアが閉まります。ドアを開ける際はしまった状態で上からモデルを押すとばねの力で開きます。以前に紹介した英国ディンキーのバスも転がしながらドアの開け閉めが出来ましたがこちらはさらに魅力的かつ複雑なギミックを搭載しています。
お勧めしたいモデルですが、ギミックが複雑な為かギミックが故障しているモデル(ドアが開いたまま・閉まったまま)が見受けられますので購入の際には注意が必要です。
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このモデルのバリエーションとしては市内バスがあります。こちらは色が白とオレンジの2トーンで、箱はパリジャンバスと共通でした。パリジャンバスの品番は899ですがこちらは899Uです。

ディンキー 283 レッドアロー シングルデッカーバス [バス]

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今回は英国ディンキー製レッドアローシングルデッカーバスです。
レッドアローはロンドンの路線バスで赤い車体をしています。車はおそらくAEC(アソシエーテッド・エクイップメント)社と思われます。AECではロンドンバスのようなダブルデッカータイプが有名ですが、1階建てのシングルデッキのバスも製造しておりました。
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今回のモデルは英国のディンキー製で60年代後半に登場しました。サイズは1/72程度で小さめですが、まるでブリキのロボットのような顔つきが魅力のモデルです。ギミックはサイドのレバーで前後の扉が同時に開閉しますが、レバーの位置が秀逸でサイドの上側に余り目立たないように取り付けられており、コロガシ走行をしながら手を離さずドアの開閉が出来ました。またベルが搭載しており反対サイドの下にもう一つレバーで鳴らすことも出来ました。
色は赤と赤メタの2色で、変わったバリエーションではキット仕様がありました。

エムテック 日野リエッセ ドラえもんバス [バス]

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ククク・・・経年変化の世界にようこそ。

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というわけで今回はエムテック製日野リエッセのドラえもんバスです。日野リエッセは1995年より登場した小型バスで、小型バスとしては珍しくRR方式を採用していました。生産はジェイ・バス株式会社より行われ、日野自動車に供給という形で販売されています。
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エムテックのモデルは97年より作られましたが、当初はリエッセではなく中型サイズのバスを製造予定でした。しかし、コストや強度面で問題があり、当初は1/43統一スケールのこだわりがあった為、結局小型サイズのリエッセに変更されました。
リエッセのバスは路線バスと観光バスが作られましたが、97年当時は現在の町内バスのようなコミュニティバスはまだ一般的では無かった為、モデル化されたのはカタログカラーのみでバリエーション展開が出来ませんでした。
そのためかエムテックのとった道はリエッセをキャラクターミニカーに変更することでした。第一弾として登場したのが今回のモデルで、リエッセの路線バスをドラえもんらしく青白カラーに変更し、更にドラえもんのフィギュアを付属させました。結果的にこの変更は大成功でドラえもんバスはエムテック史上最高の売り上げとなることが出来ました。
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さて、今回のモデルの写真を見て気付かれたと思いますが窓パーツが綺麗に取れてしまっています。元々このモデルは未開封で空調近くの棚に長い間置いていたのですが、久しぶりに見てみたら窓パーツがすべて反っておりました。プラスチックの変形は主に温度変化が原因と言われていますので、空調の近くに置いていたのが災いしたのかもしれません。エムテックも登場して既に10年以上が経過していますので何らかの経年変化が起きてもおかしくは無いのかもしれません。
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ちなみにドラえもんのフィギュアも樹脂製ですので未開封のまましまっておくと経年劣化でベトベトになりますので注意が必要です。

タグ:エムテック

永大グリップ & ダイヤペット 東京空港バス [バス]

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今回は永大グリップ製東京空港バスです。日本から世界への空の玄関として1978年より新東京国際空港(成田空港)が海港しました。それにより東京↔成田を結ぶための交通手段のひとつとして東京空港交通よりリムジンバスが運行されることとなりました。白のボディにオレンジのラインの入った空港バスは現在でも空港へ向かう交通手段として活躍しております。
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ミニカーの世界において永大(エーダイ)はスーパーカーブームの牽引者の一つとして知られておりますが、スーパーカーへの過剰投資がたたり1980年頃に倒産しました。このモデルは倒産直前の70年代末期に作られたものと思われます。
車種は日野RV550Pフルデッカーバスでサイズは1/56でした。サイズは半端ですが優れたプロポーションを持ち、更にドア・トランク・エンジンフードが開閉する傑作ミニカーでした。
派生バリエーションでは幼稚園バスとテレビ中継車がありますが、ベースがコレのため非常に違和感のあるモデルとなっています。

さて、このモデルの小話ですがここにダイヤペットの1979年と80年のカタログがあります。空港バスのミニカーはダイヤペットからもモデル化され、カタログには79年の後期から登場します。
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ところが翌80年の前期カタログでは何故かこのモデルの写真に永大のモデルが使われております。
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本来ありえないようなミスですが、倒産した永代の金型の一部は米沢に渡りダイヤペットブランドとして再販されている 事からこのモデルもダイヤペットとして再販予定があったのではないかと推測出来ます。

ちなみにダイヤペット版はこんなモデルです。
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ダイヤペットのモデルは1979年より登場しており車種は三菱ふそうMS513Rを使用しています。サイズは永代のモデルよりも小さく1/60でした。
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細かく塗り分けのされた永大と違いこのモデルでは大半はシールに頼っており、サイドラインはもちろんテールランプまでもシールにて表現されています。ドアとトランクが開閉し、トランクは実車に則してスライド形式で開きます。今回のモデルは初期型ですが、80年代に入るとホイールが簡素なプラホイールに変更されます。

コーギー ロンドンバス ブリティッシュ・ヨーロピアン航空 [バス]

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今週ははたらくじどうしゃでも。今回はコーギー製ロンドンバスです。コーギーのロンドンバスは1964年より登場し、139万個も売り上げたミリオンモデルで、69年で生産終了しますがその後も仕様を変えながらたびたび登場しました。1976年に金型変更され、今回のモデルも1980年代に登場したモデルです。
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76年以降のロンドンバスには多数のバリエーションがありますが、今回のモデルはブリティッシュ・ヨーロピアン航空仕様です。BEAことブリティッシュ・ヨーロピアン航空は戦前より続くイギリスの航空会社の一つでしたが、1974年にBOAC(英国海外航空 )と合併して現行のブリティッシュ・エアウェイズとなります。
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