GAMA フォード グラナダ [フォード]
今週は70年代のフォードのミニカーでも。
まずはGAMA(ガマ)製フォードグラナダです。フォードグラナダは英・独のヨーロッパフォードにより1972年より登場した中型車で、ゾデアックやタウナスの後継機に当たります。エンジンは1.7~3リッターで、セダンの他にクーペやワゴンがありました。またアメリカにもフォードグラナダという車種がありましたが、そちらは別物です。
リアを見る限りどことなくタウナスのイメージが残っています。初代グラナダのミニカーは当時ではこのドイツ製のGAMAのモデルのみと思われます。現行ではコーギーやNEOからモデル化されております。
タグ:ビンテージミニカー
マテルメベトーイ フォード マスタング BOSS302 [フォード]
バンガーズ フォード コンサル・カプリ [フォード]
今週は英国車縛りで。今回はヴァンカーズ製フォードコンサルカプリです。カプリというと1969年以降のクーペを連想すると思いますが、初代カプリはフォード コンサルクラシックの2ドアクーペとして登場しました。1961年より生産され64年まで作られました。
デュアルヘッドランプに流線的なボディはいかにもアメ車的なデザインです。当時のミニカーでは英国ディンキーがありました。
タグ:バンカーズ
ディンキー 165 フォード カプリ [フォード]
スピードホイール特集2回目は英国ディンキー製フォードカプリです。カプリは1969年より英・独両方で登場したスペシャルティーカーで、いわばマスタングのヨーロッパ版と言えるモデルです。
今回のモデルのギミックはドア開閉のみで、色バリエーションもこれ一色でした。ノーマルに遅れてラリー仕様もモデル化されています。
ディンキーのスピードホイールの特徴というか欠点は、見た目は通常モデルと同じため見分けにくいところにあると思います。思うにディンキーは他社と比べてスピードホイールにはあまり力を入れてなかったように感じます。70年代に入るとディンキーのホイールは粗悪なプラ製に代わります。こちらは走行性能も高くなく、同じホイールなのにモデルによってスピードホイールの銘があったりなかったりします。
ディンキー 174 マーキュリー クーガー [フォード]
不定期企画スピードホイール特集第二弾は英国ディンキーでいきます。まず今回はマーキュリークーガーです。
マーキュリーはフォードのブランドの一つで、クーガーはスポーツスペシャリティー・コンパクトカーとして1967年より登場しています。
ディンキーのスピードホイールの特徴は、基本的に通常モデルと同じくゴムタイヤ・ダイキャストホイールで作られていて、車軸を細くする等して回転時の摩擦を軽減しています。そのため見栄えは良いのですが、走行性能は他社に比べると高くはありません。
今回のモデルは出来は良いのですが、シャシーと前後グリルはダイキャストむき出しの為、錆びてしまったモデルが多いので注意が必要です。他のギミックとしてはドアの開閉とシャシーのレバーによるアンテナの伸縮がありました。特にバリエーションも無く色もこれ一色のみでした。
今回のモデルの箱にスピードホイールを明記したシールが貼ってあるところを見ると、当初はスピードホイールの予定ではなかったのではないかと伺えます。
ミニチャンプス フォード カプリ グループ5 1981 ザクスピード [フォード]
ミニチャンプス フォード コンチネンタル マークⅡ [フォード]
今回はミニチャンプス製リンカーンコンチネンタルマークⅡです。1955年に登場した高級車で、初代は戦前に登場して当時の人気車となりました。マークⅡの特徴は、50年代のアメ車の特徴であるテールフィンやクロームメッキを多用したデザインとは違い、ヨーロッパ車に近いデザインで保守的なアメリカのマーケットに驚きを与えました。しかし、高額な価格設定のためか販売は伸びず早々に生産は打ち切られました。
現行のミニカーではブルックリンとミニチャンプスでモデル化されています。ミニチャンプスのモデルは写真の水色の他に黒とシルバーがあります。
こちらはフォード100周年に作られた記念セットの1台で、こちらもミニチャンプス製です。当時のミニカーではイタリアのマーキュリーからモデル化されておりました。
ミニチャンプス フォードマスタング マッハ1 [フォード]
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