バンダイ BEC43 フェラーリ512BB [フェラーリ]
今回はバンダイ製フェラーリ512BBです。
以前にスカイラインジャパンで紹介しましたが、BEC43はバンダイのミニカーブランドで、70年代後期のスーパーカーブーム時に登場しました。
ブーム後期に登場した上にブームの終了時に即撤退した為か車種バリエーションは少なく、確認できているのが
1.ランボルギーニカウンタックLP500S
2.フェラーリ512BB
3.ランチアストラトスターボ
4.ポルシェ935/77ターボ
5.トヨタセリカLB2000GT
6.日産スカイライン2000GT-ES
7.BMW320iターボ
8.三菱ギャランラムダ2000ツーリング
の8車種です。
365BBとは違い当時の512BBのミニカーについては、先のダイヤペット版同様に実車以上に重厚なプロポーション解釈をしているためかどれも良好な出来だと思います。
このバンダイのモデルも各部開閉ギミックを持ちながらプロポーションも良い良作です。
色バリエーションではゴールドがありました。
イクソ & ベストモデル フェラーリ512BB [フェラーリ]
サクラ フェラーリ 365BB(別カラー及びソリドとの比較) [フェラーリ]
「サクラのBBをディスったら怒られてしまったでござるの巻」
以前にサクラ製とソリド製のフェラーリ365BBを紹介しましたが、その時にソリドが名作でサクラが駄作と書いたところ、サクラとソリドのBBは同じ形だとご指摘を頂きました。
サクラのミウラはソリドのコピーとして有名ですが、BBについては特に気にしたことなく別モデルだと思っておりましたが、並べてみると・・・・確かに同じでした。
両社とも同じ車をモデル化しているため造形が似てしまうことはよくある話ですが、この2台は似すぎている上にモールドやプラパーツの形状・位置まで殆ど同じときています。
ソリドのBBは1976年に登場しており、サクラは同年に「スーパーカーシリーズ」の商標登録をしてますがBBは翌年に登場している為、ミウラ同様にソリドのモデルを参考に造ったものと思われます。
現在とは違いミニカー化するにも資料に乏しい時代ですので他社のモデルを参考にするのは珍しい時代ではなかった物と思われます。
逆に両社の違いですが、ソリドはギミックはリアカウルのみなのに対し、サクラはそこにドアとリトラクタブルヘッドライトの開閉を付け加えています。加えてギミックの都合上からかリアガラスの形状とシャシーのモールド有無及びのねじの取り付け位置も違っています。マフラーもサクラの方が長いです。
あと両社の違いを決定付けているのがホイールで、タイヤが大きくボディとのバランスも良いソリドと比べると、サクラはタイヤ小さいためやや貧弱に見える上にホイール形状もいま一つな為、管理人の中ではここで評価を大幅に分けているようです。
サクラのスーパーカーシリーズはその後もいくつかのモデルが登場しましたが、後はサクラのオリジナルモデルのようでソリドのモデルを参考にしたのはミウラとBBの2台だけのようです。
ちなみにポルシェ928とランチアストラトスもソリドと被りますが.....アレは全く別物ですので比べる気はないです。
アイドロン フェラーリ365BB ファーストプロダクション 1973 [フェラーリ]
今回はアイドロン製フェラーリ365BBです。
アイドロンは㈱メイクアップの国産オリジナルブランドで、高品質のレジンモデルを比較的低価格で提供しています。
国産ブランドゆえ商品ラインナップも日本人好みのモデルが多く、人気のあるブランドです。
アイドロンのフェラーリ365BBは2007年ごろに登場しました。バリエーションの多いモデルですが、今回のモデルは365GT4BBの実車カタログに登場する個体で、市販型365GT4BBの最初のプロダクション仕様です。通常の市販モデルとの違いはドアミラーが無いこととルーフにアンテナがあることです。
タグ:レジン
ソリド フェラーリ365BB [フェラーリ]
サクラ フェラーリ 365BB [フェラーリ]
(アシェット)週間フェラーリコレクション フェラーリ 250LM 1968 [フェラーリ]
ポリトーイ フェラーリ ディーノベルリネッタ ピニンファリーナ [フェラーリ]
今回はポリトーイ製フェラーリディノピニンファリーナです。
フェラーリ ディーノベルリネッタ ピニンファリーナはディーノ246GTの元となったコンセプトカーで、1965年のパリサロンにて登場しました。
全体的なプロポーションは市販のディーノと大差ありませんが、フロントグリルは非常に特徴的な形状をしています。
ポリトーイのモデルはMシリーズの中でも傑作といっても良い出来で、特徴的なスタイルをシャープにうまくまとめ上げています。当時の他社のモデルでディンキーやマーキュリーがありましたが、それらを凌駕する完成度でした。
お勧めしたいモデルですが、各部品がシャープな上に点数が多いため破損(主にヘッドライトカバーとエンジンルームのタイヤバンド)や欠品(主にフロント・テールランプ)がよく見受けられます。そのため探す際は注意が必要です。
ちなみにこのモデルには1ST・2NDがあり、写真のモデルは2NDモデルです。違いはフロントタイヤのステアリング機能が省略されています。
こちらが1STモデル。ステアリング機能以外には特に違いは無いようです。
箱も違いが有り、1ST(左)は箱の黒い部分が側面全体を覆っていますが、2ND(右)は黒い部分が四分の三程度になっています。
メベトーイ フェラーリ512Sピニンファリーナ [フェラーリ]
今回はマテルメベトーイ製フェラーリ512Sピニンファリーナです。
フェラーリ512Sピニンファリーナは1969年に登場したコンセプトカーで、レーシングカーの512Sをベースにピニンファリーナデザインのボディを乗せてあります。
翌70年には同じようなコンセプトでモデューロが登場しました。
メベトーイ製の512Sはマテル傘下後のグラントロスですがプロポーションは良好で、スピードホイールを履いてももバランスよくまとまっています。色は他にイエローとグリーンメタリックがあり、後にホイールを差し替えたメベトーイ版で赤がありました。
当時の512Sピニンファリーナのミニカーは、ほかにもポリトーイ・オートピレン・ホットウィールがありました。
マーキュリー フェラーリ レーシング (モンツァ・シルバーストーン・セブリング・ニュルブルクリンク) [フェラーリ]
今回はイタリアのマーキュリー製フェラーリレーシングです。
ミニカーを作る時には実車に忠実に作る場合とイメージだけでそれっぽく作り上げる場合のがあります。今回のミニカーは後者でフェラーリの名は付いているものの、実際にはこのようなレース仕様は存在しません。
今回のモデルは同社のフェラーリ250LMをベースにオープンボディにしたオリジナルカーです。ただ、形がこの時代のフェラーリ275Pや330Pに非常に似ていることから、それをイメージして作られた物と思われます。
バリエーションは4種ありますが、面白いことにそれぞれに各国のサーキット名が付けられており、色も各国のカラーとなっています。
このモデルの名称はモンツァですのでイタリアの赤となっています。
こちらはシルバーストーン。英国のサーキットですのでグリーンになっています。
こちらはセブリング。アメリカですので白となっています。
こちらはニュルブルクリンク。ドイツのサーキットですので色はシルバーです。
箱も4種それぞれ絵柄も違っております。
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